リカレント教育とは

リカレント教育とは「生涯を通じて学び続けていくこと」であり、「リカレント=回帰・循環」という意味の通り、社会人になった後も、人生の必要なタイミングで学び直すこととされています。元々は1968年、スウェーデンの教育審議会においてアイディアと理念が登場し、1970年にOECD(経済協力開発機構)が提唱したことで、世界的に認知されるようになりました。現在は日本でも大学や大学院、専門学校などで、新たな知識の習得やスキルアップを目的に自発的に学ぶ人が広がっています。

リカレント教育が注目されるわけ

人生100年時代や少子化時代を迎え、生涯現役で活き活きと暮らすライフスタイルへと変化し続けています。ビジネスシーンにおいても、終身雇用や年功序列の見直しにより、雇用の流動化が始まり、転職や定年後の再就職、女性は産休育休などブランクからの復帰を見据えたスキルアップやキャリアアップを求める人が増えてきました。このように、働き方の変化や多様化に合わせて必要な知識やスキルを身に付ける手段として、リカレント教育に注目が高まっているのです。

福岡女子大学のリカレント教育プログラム

女性のためのウェルカムバック支援プログラム

女性の社会進出が年々増加する中、環境の変化により、出産・育児、介護などにより一時的にキャリアの中断もせざるを得ない女性も多くいます。再び仕事をしたい、再就職の際に役立つスキルを修得したいといった、「もう一度、私らしく働く」ことを目指す女性を支援をすることが本プログラムの目的です。

イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム

『イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム』では、様々な演習や実習にチーム単位で取り組むことによって、チームビルディングやリーダーシップの発揮方法を学んでいきます。チームで学ぶ、チームを学ぶ…“自然体・等身大”のリーダーを目指す女性のためのプログラムです。

女性トップリーダー育成研修

VUCAの時代(予測不可能で複雑な社会)を迎える中、新しいトップリーダーには既成概念や固定概念にとらわれない新たな価値を創造する力が求めらています。『女性トップリーダー育成研修』では、「アート思考」を柱としたワークショップや様々な講義を通じて、新たな世界を切り拓き、社会を牽引する人材を育成します。